ブログ

Aug 15, 2023

野党はベラルーシ人に「巨大な圧力」に抗って反撃するよう促す

モスクワ（ロイター通信） - 野党指導者のスヴィアトラナ・チハノスカヤ氏は火曜日、ベラルーシ国民に対し、アレクサンダー大統領の追放に向けた全国ストライキへの支持を訴えた。

ロイタースタッフより

3 分で読めます

モスクワ（ロイター） - 野党指導者のスヴィアトラナ・チハノスカヤ氏は火曜日、ベラルーシ国民に対し、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の追放に向けた全国ストライキへの支持を表明したが、政府は企業は通常通り業務を行っていると主張した。

チハヌスカヤ氏はストライキの2日目、国を麻痺させると述べ、一連の大手企業の従業員がシフト勤務を拒否しているにもかかわらず当局から「巨大な圧力」を受けていると述べた。

野党や西側政府が不正があったと主張する大統領選挙でルカシェンコ氏と対戦してから11週間後、投票後にリトアニアに亡命したチハヌスカヤ氏は、国民の支持を集める能力の重大な試練に直面している。

「工場のストライキを支援すれば、私たちが始めたことをやり遂げるのに協力してくれるでしょう」と彼女はソーシャルメディアで語った。 「覚えておいてください。あらゆる積極的な平和的一歩が、私たちを暴力の終結、政治犯の自由の獲得、そして最終的に新たな公正な選挙の実施に近づけます。」

ツイッターに投稿された写真や動画には、高校やいくつかの大学で抗議活動が行われている様子や、ミンスクの通信会社の外でプラカードや反対派の赤白旗を掲げた労働者の姿が映っていた。

しかし、ストライキの呼びかけはこれまでのところ、人口950万人の旧ソ連共和国の国営企業を閉鎖するまでには至っていない。

ロマン・ゴロフチェンコ首相は、状況は「全く平静」であると述べ、「我が国に害を及ぼす直接訴え」を攻撃した。

関連報道

ロイターの取材に応じた大型自動車メーカーＭＺＫＴの代表者は、「ここではストライキはない。 すべて順調です、私たちは皆働いています。」

1994年以来権力を掌握し、重要な同盟国であるロシアの支援を得ているルカシェンコ氏は、日曜までに辞任するというチハノフスカヤ氏の最後通告を無視し、それ以来野党に対する発言を強めている。

国営通信社ベルタは、ここ数日で一部の人々が過激化して「越えてはならない一線を越えた」と同氏が述べたと伝えた。

「私たちに対して仕掛けられたのは情報戦ではなく、別の前線でのテロ戦争です。 私たちはそれを止めなければなりません」と彼は言いました。

法律を犯した学生は大学から退学させられ、軍隊に入隊させられるか、路上に放り出されるべきだと同氏は述べた。

内務省は、ストライキ初日の月曜日に反政府デモで５００人以上が逮捕されたと発表した。 争点となっている8月9日の選挙以来、抗議活動中に約1万6000人が拘束されている。

ベラルーシで３カ月近く拘束されていた米国国籍のビタリ・シュクリアロフ氏の弁護士は、同氏が釈放され、妻子と合流するため出国することを許可されたと述べた。

アントン・ガシンスキー弁護士は、新型コロナウイルス感染症から回復中のシュクリアロフ氏はまだ捜査中であり、帰国すると述べた。 同氏は、この政治コンサルタントの釈放は、マイク・ポンペオ米国務長官が土曜日にルカシェンコ氏に釈放するよう求めた電話の直接の結果であると述べた。

Mark Trevelyan によるレポート。 編集：ピーター・グラフとニック・マクフィー

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。